冷えの養生

  • 2017年01月21日

この季節、1年で一番寒い時季に入ります。
こんな時、「冷え」でお困りの方も多いでしょう

中医学では、

冷え は、熱(身体を温める力)不足による症状と
考えます
タイプ別に分けることができます
①気(元気)不足タイプ

痩せ気味で筋肉量が少ない、
胃腸が弱く、食欲不振や下痢をしやすい

消化器を温め、食べ物を吸収する力を高めましょう

このタイプは、胃腸が弱いので
スープなどの調理法が良いようです

②血(血液)不足タイプ

めまいや立ちくらみのある方
爪がもろい、夢をよく見る
肌がカサつく など
全身の血液不足により冷えている

血液を増やし、循環を改善 身体に「熱」を巡らせましょう
例えば、黒ごま、黒豆、木耳、黒糖、豆乳、牛乳、赤身の牛肉、枸杞の実、龍眼肉などが血を増やしてくれます。お手軽には、黒糖ミルクティーなんでいかがでしょう
③自律神経失調タイプ

顔はほてるのに手足が冷える
ストレスなどで気が身体全体に回らないために起こる

血液循環を改善し身体全体に熱が回るようにしましょう
気や血を巡らせるものは、陳皮、枸杞の実、生姜、人参、山椒、ネギなどです。
普段の料理に少しプラスしてみては?
お茶を入れる時、急須の中に枸杞の実や陳皮をプラスしても

冷え1つとっても様々な原因があります。
しかし、全てに共通する養生が、、、

疲れすぎない程度に身体を動かし、気を巡らせる

また、食事の調理法としては

『蒸す』とか『煮込む』と言ったものが良いようです

衣服では、寒邪は首元から入り込むと言われます

襟元はしっかり暖かくしてくださいね
産前産後の養生、、、
生活、食事のポイントを
1/31 薬膳講座として開催いたします

関心のある方は、参加してみてください

まだまだ勉強中ですが

皆さんと楽しい時間が過ごせたらいいなぁ〜
と思っております