初めて外部から先生をお招きして開催した講座でしたが、妊婦さんから2歳手前のお子様のいるお母さんまでみんな興味津々で聴いていました。
助産師もみんな揃って聴いていたのですが、個人的に印象に残ったのは
紙おむつを当てているとき、赤ちゃんは濡れて気持ち悪くないように吸収体の吸収速度に合わせておしっこを調整する
=チョコチョコおしっこになる
という説(!)
もう一つは
赤ちゃんが何かを出来るようになるには学習できる時期が限られていて、その時を逃すとできなくなる
というお話。
具体的には
本当は赤ちゃんは排泄を止めたり出したりできるのに
訴えてもおむつにするしかない
という経験を繰り返すうちにそれが当たり前になっていく
という事実。
ちょっとショックですよね
高齢者の介護の現場を連想させられました
赤ちゃんが生まれるとすぐおむつを当てられるけど、外し方は教えてくれない
ともおっしゃっていました。
確かに…。
我々医療者や大人が赤ちゃんの能力を奪っていたとは…と反省
ちょうど昨日、それに近いことを知り合いのベテラン助産師達と話す機会があったので更に痛感。
それは、
つかみ食べをしたい時期の赤ちゃんにそれを禁じていたら、幼稚園に入っても自分で食べようとしない
というケースが少なくない
という話。
そうした話をたまたま続けて聴いて、
粗相も失敗も(片付ければ済むことは)
経験させることが大切!
と感じたのでした。
私も助産師として、大人として、赤ちゃんの発する主張に耳を傾ける感性を磨かねば!と思いました。
おむつなし育児講座はまたやれたらいいなーと思うので、ご興味ある方はリクエストしてくださいね〜