春の薬膳

  • 2017年03月09日

芽吹きの季節、、、春

春の味は「酸味」

酸味は肝の働きを活発にします

しかし、酸味にはのびのびとしているものや
ゆったり巡っているものを
凝り固める、収斂という作用があります
摂りすぎると筋肉を強張らせたり、気血の巡りを悪くさせることがあります
若い人やイライラしやすい人、
元気全開の人には、肝の気が盛んになりすぎるのを抑えてくれますので
「酸味」はお勧めです
高齢の人や冷えている人、
虚弱体質の人は、「酸味」はほどほどにし
肝の気を上げ、巡りを良くする
「辛味」や

脾胃(胃腸)の働きを活発にしてくれる
「甘味」を摂りましょう
酸味の食材・・・リンゴ、キウイフルーツ、マンゴー、パイナップル、レモン、すもも、酢 など
辛味の食材・・・しょうが、しそ、ねぎ、玉ねぎ、香菜、パセリ、茗荷、ニラ、ウド、唐辛子、シナモン、コショウ など
●花粉症や春のカゼに香りのある食材
香りのある食材は、気をめぐらしてくれるので、花粉症や春のカゼに最適です
香り食材・・・セロリ、シソ、春菊、三つ葉、香菜、パセリ、生姜、ねぎ、菊花、ミント、ジャスミン茶、バラ茶、陳皮、みかん、きんかん、グレープフルーツ など
〜春にお勧めの薬膳〜

菜の花の胡麻和え

菜の花を茹で、黒すりごま、出汁、醤油と和え
水で戻した枸杞の実を散らす

菊花茶

紅茶や緑茶と一緒に菊花をティーポットに入れて
3分ほど蒸らして
sagefemmeでお出ししている
ほうじ茶と陳皮のお茶も
気血のめぐりを助けてくれます

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